岩手県山田町からおよそ60km南下した大船渡市。 山林火災の発生から10日目の朝を迎えたましたが、午前6時現在、鎮圧に至っていません。 ブレスユーでは、3日より大船渡市の避難所や、親戚宅に避難している方々への物資のお届け、 そして子育て世帯・シングルマザーなどに個別に物資をお届けしています。
東日本大震災から14年を迎えようとする、2月19日。
最初の山林火災が発生しました。その後に鎮圧されましたが、再び火災発生。
7日には10日の朝を迎えました。
5日には発災後、はじめてまとまった雨がふりましたが鎮圧には至りませんでしたが、
5日・6日夜中に雨が降ったことで延焼は食い止められています。
大船渡市では、行政や地元NPOが主体となり、避難所の運営等を行っています。
避難された方々は、自宅の無事さえも確認できず不安な日々を過ごしております。
7日午前10時に、延焼のおそれがなくなったため一部の地域で避難指示が解除されています。
しかし、自宅近辺にいつ戻れるか、エリアによっては当面先になることも想定されます。
すべての被災状況を確認できない今、「災害から0(ゼロ)日」が継続している状況です。

ブレスユーでは、グリーンコープ生活協同組合連合会よりご支援を受け、3日より大船渡市の避難所および親戚宅等へ避難した方々へ食料等の支援物資をお届けしています。
外部からの支援について、賛否あるであろうことは承知のうえでの覚悟でした。
火災があったのは大船渡市の東側であり、西エリアの商業施設は通常通りに営業をしています。
そのため、地域の復興に向け、地元での経済活動はとても重要です。
しかし、経済的な理由から消費行動に参加できない方や、
食べ物や衣類を急遽購入することで、今後の生活の立て直しが長期的になる方も大勢います。
闇雲に、且つ一方的に問い合わせしたり、押しかけたりするのではなく、
友人知人の伝手で、出逢い、見聞きし、そして物資等をお届けしています。

東日本大震災の頃、わたしの住むエリアは山間エリアのため自宅は無事でした。
しかし、離婚直後で脆弱な我が家の生活基盤では災害に太刀打ちできず、
「被災者じゃないから」近所の避難所に物資をいただきに行けないのです。
その現状を、自ら打開するすべを持ち合わせていなかったのです。
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・ 働くと時間がないから買いに行けない
・ 買いに行けても高騰した食品・日用品を買えない
・ だから働く
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負のループを抜け出すことができず、生活困窮が長期化してしまったのです。
先の見えない不安に、自ら消そうとする命
命こそ助かったものの、生計の目途が立たないことの苦しさや惨めさから、
自ら命を消そうとしたこともありました。
「そんな不安を少しでも軽減してあげたい」
そんな思いから、賛否の「否」を受けても支援をすることにしたのです。
ブレスユーの取り組みは、公的な支援の基に成立しています。
多くの方々に対し、平等に大規模にサポートすることは、ブレスユーにはできないからです。
だからこそ、公的なサポートの隙間から漏れてしまった方々や、
経済的な理由から再建に格差が生じないよう、ブレスユーで「もっとも小さなものへ偏った支援を小さく継続的」にサポートをするのです。
ブレスユーの緊急支援の軸となっているのは、古巣・共生地域創造財団(宮城県仙台市・理事長 奥田知志)の理念からです。
改めて、わたしは「奥田チルドレン」なのだな、と痛感しています。

♡Instagramにシェアされた投稿♡
現在、岩手県大船渡市の森林火災による
避難者(避難所以外に)を対象に
支援物資を頂ける
支援団体が存在しているとのこと!
ちなみに私も本日、生理用品や子供の服、下着、雑貨等を
沢山頂きました(*^^*)
ほんとに助かります!
ありがとうございます😭
困っている方や親戚の家に避難している方
宜しければご利用くださいm(_ _)m
避難所で出逢った方、勇気をもって連絡をくださった方、友人から紹介された方。
ブレスユーでは、連絡をいただいた皆さんへ、その日のうちに必要な物資をお届けしています。
お米や食品、衣類、生活雑貨、お布団などを受け取ったみなさんの安堵の表情こそ、
わたしの見つけた「正解の着地点」です。